アズカバンの囚人
ファンタビ黒を観に行ってからまたハリポタを最初から観ています。今は「アズカバンの囚人」まで来ました。タイムパラドックスは無視してもシリーズの中でも面白いストーリーのひとつではないでしょうか。叫びの屋敷で、ピーター・ペティグリューを暴くシーンでやっと大人の演技が見られたと思いました。ゲイリー・オールドマン、デビッド・シューリス、アラン・リックマン、ティモシー・スポールとの絡みは、今までハリポタが子供向けの子供が演じる映画から大人の映画を感じさせて私は好きです。もちろんルパートやエマが下手だというわけではありません。また狼男から子供3人を守ろうとするスネイプ先生が好き。
冒頭に迷子のお助けバスがカーチェイスをしますが、同じ時期に公開されたハムナプトラ2でも2階建てバスのカーチェイスのシーンがあって、どちらかというと私はハムナプトラに軍配を上げます。
「賢者の石」「秘密の部屋」から映画が暗く大人向けにうまくターンした作品だと思います。「炎のゴブレット」は陰鬱過ぎていまだに見る気にはなれません。
この回からダンブルドアがリチャード・ハリスからマイケル・ガンボンに変わります。マイケル・ガンボンのダンブルドアの衣装が薄手の地味なものになりましたが、リチャード・ハリスのダンブルドアは重厚さを表現するにあの衣装なのかなと思います。イアン・マッケランのダンブルドアも見たかったな。冷徹さではマイケル・ガンボンに負けないし、重厚さでもリチャード・ハリスに劣らないダンブルドアになったんじゃないかな。
とあれ、今日は「炎のゴブレット」を飛ばして「不死鳥の騎士団」を観ます(笑)