門司港駅リニューアル

3月10日に門司港駅がリニューアルされてグランドオープンしました。

門司港は私のふるさと。久々にふるさとのニュースが流れてうれしいです。15歳だった1年間、毎日小倉まで電車に乗りました。高校受験で公立1校のみ受けたのですが見事に不合格。合格は間違いなしのはずだったのに(笑) 私立の2次募集に行くか家族でも揉めましたが、ちょっとお勉強ができた私を余り学力の低い学校に行かせるのを可哀想に思った父が中学予備校を選択してくれました。予備校は小倉にあったため毎日電車通学しました。そのおかげで高校生活は素敵な人脈の中で過ごせて私のその後に大きな影響を残しました。今は亡き父に感謝しています。

余談は置いといて、約6年かけてリニューアルされた門司港駅を見ると何か違和感。庇がなくなったせいですね。結婚後帰省するたびに門司港駅の構内にあった旧3等待合室を改造した紗舞館でお昼を食べました。手頃なお値段で気軽に食べられたしゃぶしゃぶは結構おいしかったですが、リニューアルに伴って閉店し、スタバとなってしまいました。門司にスタバができることはうれしいですが、紗舞館がなくなったのはさみしいです。門司港駅の利用客は1日5000人くらいだけど、スタバは集客できるのかなとひそかに心配しています(笑)

【リニューアルされた門司港駅

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【リニューアル前の門司港駅

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【閉店した紗舞館】

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門司港駅大正3年に作られた駅で歴史ある遺構がたくさんあります。関門連絡船通路跡、手水鉢、チッキ取扱所などなど。私が印象に残っているのは「帰り水」。戦前の海外旅行帰国者をはじめ終戦後の復員や引揚の人達が、門司に上陸して安堵の思いでのどを潤したところからこの名前が付いたそうです。100年近くたった今も使えるし、綺麗に清掃してあります。駅員の方の努力を感じます。遠い昔に思いを馳せてみると水を飲んでも感慨深いものがあります。

【帰り水】

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