「空母いぶき」を観てきた

「空母いぶき」観てきました。どうも評判が悪いようですが、そういった情報も原作も知らないまま観てきましたからそれなりに面白かったですけど。かわぐちかいじさんが原作というくらいは知っていましたし、彼の作品なら面白いんじゃないかという期待もありました。

日本の領土が占領され武力攻撃を受けたら‥というシュミレーションを題材にして、憲法9条における専守防衛のありかたを描いた内容でした。難しいことはよくわかりませんが、結局は「人類皆兄弟」、未来の子供たちに残す日本の平和維持のため専守防衛を守り憲法9条に則って勝ち得た事件の終息だったように思います。まあ理想郷を見るようで現実との乖離に鼻じらむ気も。また最後の国連軍の出動にはありえないと笑ってしまいましたが。

自衛隊が世界の軍事力ランクで6位だそうです。で、最新兵器は持っているだろうけどどんな設備でどんな対応をするのか知りませんでしたが、映画を見ると迎撃ミサイルやチャフ、フレア、デコイといったものが見れて面白かったです。戦闘機から発射された爆撃弾は後方に回るし。ICT技術も凄いよね。

映画を見てどのように感じるかは個人の権利だし、深く掘り下げる人もいれば浅い人もいる。たった一つのセリフに共感するときだってあります。エンターティメントだから何を感じるかは自由だし好みでもあります。「空母いぶき」を批判する人たちが見に行く価値がないとか言い切るのはどうかと思いますけどね。

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