「GODZILLA キング・オブ・モンスターズ」を観てきた
ゴジラファンなので(笑)行かずばなるまいと行ってきました。
いやハリウッド版のゴジラって、アタマの固い往年のおばちゃんには受け入れがたいんですよね。あの首の短いゴジラって受け入れられません。以前のトカゲみたいなゴジラはもっと受け入れられなかったけど。
人間と共生するゴジラっていらないと思いました。ゴジラは人間の文明の愚かさから生まれた怪獣。その世界をバンバン壊していく怖さがゴジラの神髄だと思います。地球のバランスとかそんなんじゃなく、突如人間世界を破壊していく理由のわからない怖さみたいな。
モスラは幼虫から活躍して(笑)糸が最大の武器だと思っていたのでそのシーンがあまりなくて残念でした。ラドンを倒したとき、「蜂かいっ?」って思ったのは私だけ?
キングギドラはやっぱり宇宙一だよね。
芹沢博士がアルマゲドンのブルース・ウィリスみたいなヒーローになってました。エコテロリストのボスはクリストファー・リーに似てました。チャン・ツィイーが老けてました。
ハリウッド映画になると、組織も大がかり、戦闘もおおがかりなんですけど、ただの怪獣映画なんですよね。ラストシーンで17体のモンスターがゴジラに頭下げるシーンは陳腐でそこがまた日本の陳腐なゴジラ映画に通じるのかなと思いました。
全編通じて8割がた戦闘シーンと破壊シーンで見ていて疲れました。多分ストーリーは3日経ったら忘れてる(笑)
続編作るのかな。エンドロール終わっても席たたない方がいいと思います。