地屋考(チオッコ)

アカデミー賞を受賞した「パラサイト~半地下の家族」。貧困層の住居とされていますが、以前鳥山大路にあるCGVから江南区庁駅まで歩いたときに見かけたことがあります。見た時に確かに陽も当たらないし湿気が多そうだなと思いました。日本の半地下とはイメージが違います。

逆に屋根部屋という住居もあります。建物の屋上に建てた小さな小屋みたいなものです。「屋根部屋の皇太子」というドラマで知られますが、あのドラマのヒットで借りたいという人が増えたと聞きましたが、実際は夏暑く冬寒くお風呂もないところが多いそうです。あれを見る度日本では違法建築じゃないのかなと思ったりします。

貧しい住居として考試院というのもありますね。2畳ほどの部屋で窓がなかったりトイレ台所は共用であったりします。昔は苦学生が勉強するための部屋として利用されていたものが今では貧困層の住居となっているようです。

半地下・屋根部屋・考試院をまとめて「地屋考(チオッコ)」と呼ぶそうです。

富裕層が住む地域として城北洞(ソンブクドン)、平倉洞(ピョンチャンドン)、漢南洞(ハンナムドン)などありますがいずれも高い塀、大きな門、広い敷地を誇っています。ドラマの舞台によく出てきます。今見てる「江南ロマンストリート」の方背洞(バンペドン)も新しい富村ですね。

この中で考試院は見たことないし、方背洞も行ったことがありません。最近方背洞42キルが新カロスギルとして人気だそうですので機会があれば行ってみたいと思います。