江南ロマンストリート

毎朝「江南ロマンストリート」を観ていますが、ホームドラマに定番の復讐劇、財閥の横暴という内容です。毎日何かしら起きてドタバタ、ギャーギャーやってるんですけど、学歴社会を生きるための教育ママとか、家庭内の年功序列、社会の制度、金銭問題ドラマ制作の過程など垣間見えて面白いです。

ハン家の兄弟の無能ぶり、一人娘の自己中横暴ぶりに比べ養子の末っ子の出来の良さの対比があまりにはっきりしていて、ハン家は結局子育てに失敗したんじゃないか(笑)って思うんですけど、イ・テファンのカッコよさを際立たせるわき役と思っておこう。ヒスクは辛らつで猪突猛進型の教育ママですが、言っていることは結構核心をついていて納得する部分があります。家庭の長ミオクはそれらしく柔軟な思考で大局的判断をします。自分の父を死に追いやった家族に復讐するのは正義があるように思えますが、復讐が何の意味も持たないことを教えてくれました。

韓国ドラマって、心にしみるセリフがたくさんあります。ああ、こういう時はこういえるようになるといいなとか言葉に表せないモヤモヤをきちんと表現してくれてすっきりします。

韓国ドラマはまだ、復讐、財閥といったプロットをいまだ使っていますが、ドラマ自体は進化して日本のドラマより面白くなりました。