風評

コロナウィルス蔓延でトイレットペーパー不足は誤報というニュースを見ました。

トイレットペーパーと言えばオイルショックを思い出します。あの時亡母は使える紙があればいいと言って時流に乗りませんでした。SNSという媒体によって正しい情報も誤った情報も山のように目にします。ここで必要なのは情報リテラシーです。その情報の出所、信ぴょう性、拡散していいものがどうか判断する力が求められます。安易にRTやいいねをする前に、調べて総合的に判断しなければなりません。マスコミがその誤った情報を精査するでもなく安易に流してしまうということも問題なのでは。毎日毎日TVのワイドショーで流される情報もうんざりする。確かに情報は必要ですが、不安を煽るような作りにやっぱりショーだなと思わざるを得ない。ありとあらゆるコメンテーターの言葉に振り回されていないか振り返ってみたい。

私は長年食の仕事についていて、毎月衛生講習会を受けました。食中毒についてではあるけれど、そこで学んだウィルス・菌に対する予防が知らない間に身について今すごく役に立っています。市中感染を疑われる中、「つけない・ふやさない・殺す」という三原則は忠実に守らなければならないことだと思いました。