今日は読書の日

今日も暇だったから映画を観に行きたかったんですが、2日続きじゃ主人が渋りそうで言えませんでした。昭和の夫婦ってこんなものかな。

今日は久々に真冬らしい寒さでしたね。今年は灯油が高いのでエアコンと灯油と並行して使っているんですが、電気代いただきました!約2万円!それに灯油代が約1万円。ここにきて暖房費が負担になります(笑)2月いっぱいはしょうがないかな。

寒いのでベッドで「指輪物語」を読んでました。何度読んでも地形図と文章が完全に一致しません。婉曲的な言い回しと文体に頭が付いていかない(笑)でも物語全般の崇高な精神や高潔な思想にはいつも胸が打たれます。誰か簡略化した文章と現代的な表現で書きなおしてくれたら今の子供にも読んでもらえるのではと無謀にも考えてしまいます。本を読みながら「中つ国歴史地図」と照らし合わせて読むので時間のかかること(笑)

読んでいるうちにハリー・ポッターがこの物語の影響を受けていることを感じます。柳じじいや名前を言うのもはばかるかの目なんかは如実です。ストーリー的にはハリー・ポッターの方が起伏があって面白いですが、言葉に感動するのは指輪物語。いろいろありますがそのひとつです。

「灰色の雨の帳がすっかり銀色のガラスに変わり、またそれも巻き上がって、白い岸辺と、その先にはるかに続く緑の地を、たちまち昇る朝日の下にみたのでした。」

私の最期の景色もこうあったらいいなと思うのでした。