ラブがお星さまになりました

11月ごろから寝たきり状態だったラブが夜明けに旅立ちました。

主人が6時ごろ起きたらウンチをしていたので処理したところ全く動かないと慌てて起こしに来ました。体を揺すって名前を呼んでも反応しないし、手足がダランとしています。心持ち手足が冷たくなっていました。目を見るとぴくりとも動きません。もしかしたらウンチも自分でしたのではなく弛緩によるものだったのかなと思いました。

身体を綺麗に拭いてあげて身体を丸めてバスタオルに巻きしばらく寝せていましたが、咬筋が硬直してきました。身体全体としては強い硬直はなく背骨が硬く感じるくらいでした。一度拭いた肛門がまた汚れたので再度綺麗に拭いてあげて身体ももう一度清掃してあげました。目が真っ白になって瞳もわからなくなりました。

ラブは娘が気に入っておねだりして飼った犬でした。娘は号泣し病気が悪くなるのではないかと心配しました。が、寝たきりの状態を見ていたので感情が収まると平静さを取り戻しました。

この半年間主人は寝たきりのラブに朝晩御飯を食べさせ水を上げて、排泄の世話をしてきました。「俺頑張ったからいいよね?」と自分を慰めるように言います。

午後ラブを荼毘に付して埋葬を済ませました。お正月は迎えられないかな、桜は見られないかなと思いながら半年近く頑張って生きたラブ。もう苦しいことはないからね。天国で子供のころのようにやんちゃで元気に走り回って。

15年間ありがとう。