三清閣

10年くらい前でしょうか。韓国へ旅行し始めて2~3年経ったころ新たな観光地をいろいろリサーチして三清閣へ行こうと決めました。元々三清閣は南北朝鮮共同声明を皮切りに政治や国賓接待のために使用されていたところですが、その後一般開放されたものです。

景福宮前のバス停からシャトルバスに乗りました。行ったのは11月だったのでとっても寒くてタートルネックのセーターを顔まで覆っても冷たい風が歯に沁みるようでした。少し遅れてバスが来てなんなく三清閣へ。北岳山の森の中にありますので坂道ばかり。

一和堂のレストランがイベントでドラマで使った柿のソースを使った料理が食べられるということで決めました。一和堂についてもなんだか閉まっていてレストランらしきものは見当たらない。カフェはすぐ分かりましたが違うし。2周くらいぐるぐる回ってやっとレストラン「異宮」の入口を見つけました。営業しているのかわからなかったのでそうっと中に入るとやってました。

注文したのは旅行サイトで紹介されたランチコース。26000Wくらいでお手頃でした。周りを見ると日本人はほとんどいませんでした。高級レストランといった感じで着ている人もそれなりの感じ。もうメニューなど覚えていませんが、量は少しでも料理の数が多いのでお腹いっぱいになって、最後の御飯は食べられなかったような気がします。お料理はそれなりに美味しかったと思います。

【席はこのあたり】

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三清閣の中にはいろいろな建物があって食後森の中を散策しました。一和堂まで戻ってきて、帰りのシャトルバスまでかなり時間があったので、連れと歩いて帰ろうかと決めました。北村韓屋まで歩けばいいんだからと甘い考えで歩きだしました。最初は回りの景色を楽しみながら歩いていたのですが、三清トンネルを通るときから怖くなりました。車がビュンビュン走っているのです。これは北村韓屋に出るまでずっとそうでした。トンネルを終えるとススで皮の手袋は汚れました。時間は40分くらいかかったでしょうか。結局歩いていく場所じゃなかったねというのが2人の結論でした。韓国旅行でのおバカな体験のひとつでした。

【一和堂入口前の坂道】

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